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2015年11月

2015年11月26日 (木)

イラクの家族の手作りカレンダー 2016

アファーク” 

がんなどの難病の治療を続けるイラク人患者の生活費支援を目的として活動を始めた、クラフト・プロジェクト“アファーク”のカレンダーも今回で10作目となりました。“アファーク”はアラビア語で“水平線・地平線”の意味です。この活動を始めた頃、イラクのクルド地域から、ヨルダンのがんセンターへサラセミアの治療に来ていたアハマド・ザキ君のお父さんの発案で、このプロジェクトは「アファーク」と名付けられました。そして、バグダッドから来た白血病のマハムード君の家族が「つなぎあう手・イラクと日本」というタイトルをカレンダーにつけてくれました。ロゴマークもみんなでアイデアを出し合って決めました。

2016年のカレンダーは、二頭のラクダが地平線に向かって一緒に歩いているイメージです。

カレンダーについているフェルトのラクダのマスコットは、イラク戦争後、バグダッドで脅迫を受けアンマンに逃れてきたアッシリア人ビュレットの母と祖母が作り始め、がんの治療のためアンマンに来たハサンの母と姉が引き継ぎました。このラクダは、ストラップにするのですが、綿を詰めすぎてラクダに見えないものがありました。少しほどいて綿を減らすとラクダらしい形になります。お母さんたちは「やせて首が細くなるときれいに見えるのは人間もラクダも同じ。ダイエット!ダイエット!」と笑いながら手直ししていました。ハートのマスコットはイラク南部の町クルナのお母さんたちが作りました。刺繍はそれぞれ「ホッブ(愛)」「サラーム(平和)」「アマル(希望)」のアラビア語です。縫い終わったハート型の布をひっくり返して綿を詰める作業は子供たちが手伝いました。手が小さい分、お母さんたちより上手にできる子もいました。

Photo_5

10年目を迎えた今年、思わぬアクシデントが起こりました。毎年、秋にイラクのアル・クルナから子どもの絵やお母さんたちの作品を運んでくれるムハンマド君のお父さんのヘルニアが悪化し(現在治療中)、新しい絵を届けてもらうことができませんでした。そのため、カレンダーの絵はこの10年間に集まった絵の中から選びました。アンマンで治療を受けていたイラクの患者や家族、アル・クルナの子どもたちが描いたものです。素敵な絵を描いてくれた子どもの中には治療が終わってイラクで元気に暮らしている子もいますが、既に病気で亡くなった子もいます。また、欧米に移住した家族や消息が分からなくなった家族もいます。日付は、8月に日本イラク医療支援ネットワークの招へいでイラクのバスラから来日したファーティマが北海道滞在中に書きました。

2007年版から来年の2016年版まで10回のカレンダー製作にかかわったイラク人の家族は20を超えました。カレンダーは1年中飾って見てもらえる、そのたびに、日本の人たちにイラクに思いを馳せてもらえるようにと作ってきました

昨年に引き続き、皆様からのご注文を心よりお待ちしております。

○休・祝日は日本のカレンダーに準じています。

○横17センチ×縦23センチ 壁掛け型 1部1000

 ご希望のカレンダーの色(青、緑)と数量、お名前・送り先住所・電話番号をお知らせください。メールアドレスをお持ちの方はお知らせください。

 

 振込用紙を同封いたしますので、カレンダーが到着しましたら、代金と送料をお振り込みください。(5000円以上送料無料)1220日ころまでに宅配便(できるだけ経済的な方法)でお送りします。お急ぎの場合はご連絡ください。

 

 *製品はすべて手作りのため布の色やデザインが写真と若干異なる場合があります。

 ハートの色・アラビア語の単語のご希望がある方はお知らせください。

*カレンダーを販売した収益は、製作に参加したイラク人家族や石巻のお母さんたちに配分するほか、イラク南部地域の小児がん患者の通院費などの支援に役立てます。

<お申込み・お問い合わせ>

 アラブの子どもとなかよくする会 西村陽子

 

メール:afaq_craft@yahoo.co.jp 

    Tel:080-4334-6896 

 

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